Netflixオリジナル 『コラテラル 真実の行方』シーズン1

キャリー・マリガンが主演の硬派な犯罪サスペンス・ドラマ。

まぁまぁ面白かったです。
なんか地味なドラマなんですが、群像劇としては結構良く出来ていたと思います。

ピザボーイの射殺事件を発端にした関係者の話です。

イギリスのドラマってのがポイントですね。
このなんとも言えない地味で、決してアメリカのドラマのようにドラマティックに盛り上がらない展開が結構悪くないw

キャリー・マリガンが妊婦姿で飄々と事件を捜査する姿が痛快でもあります。

しばらく観ないうちに完全に若手じゃなくなってしまったんですねw
ちょっと貫禄も出てきて、大物女優っぽくなってきてました。

キャリー・マリガンが超クールだった。
捜査で浮かび上がる相手によって懐柔したり、共感してみせたり、脅迫したりするんだけど、顔色ほとんど変えないで実行する。
そこがちょっとセクシーでもあるw

話は本当に淡々としていて、でも緊張感はある。
ヒーローやヒロインと呼べるような絶対的な存在がいなくて、ただ「人々」がいるだけ。

イギリスのドラマってそんなに観たことないと思うけど、こんな感じなんですかね。
かなり抑制された作風だし、派手さが一切ない。

素晴らしいなと思ったのは、美男次女が皆無なんですよねw
アメリカのドラマだとやたらと美男美女の世界観なので、あくまでも夢物語の作り話として冷静に観てしまうけど、このドラマはそこら辺で生活してそうな男女が出てくるので凄くリアルw

おかげで内容に集中できるので助かりますがw

ストーリーの社会的リアリティは高いと思います。

移民問題、信仰、戦争経験者のPTSDなんかがストーリーの背景にあって、重く、面倒臭い話なんですが、社会と人間の関係が描けているという点では優れています。

殺人事件の裏でイギリス社会が抱える切実な問題を見つめた作品で、キャラクターがみんな苦しみの中でもがいていた。
幸せを願いながら、社会がそうさせないし、自らもそうできない姿が印象的でした。

シリーズのラストも暗澹として終わった。

というか、そのエピソードが最終話だと思ってなかったので、本当に終わった時は死ぬほど驚いたw

いきなり終わったので心臓が止まりそうになりましたw
リミテッド・シリーズなので長くはないと思っていたんですが、なんとたった4話しかありませんw

これからさらに事件が続くのかなんて構えていたんですが、サラッと終わってしまいましたからね。
シーズン2があればたぶん観ると思います。

オススメ度 ★★★★☆

公式サイト

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