Huluで観れました。
ラッキー。
オレはドンピシャの『アウトブレイク』世代なので(そんな世代あるか知らないがw)、どうしても観ずにはいられませんでしたw
ダスティン・ホフマンがまだ堂々と主演やってたなんて今では到底信じられない時代の傑作。
映画館で観て以来、サルを見たら、エボラ持ってると思えと教わりましたw
サルの病み具合が今度もスゲー怖かったです。
よりサルの表現が怖くなってて、しかもたくさん出てきます。
暗い檻の中でメチャクチャ病みまくってて、死に体になってた。
エボラ出血熱の威力に慄いた。
つーか、そもそもエボラってちゃっかりアメリカを襲っていたなんて初耳でしたw
しかも、1989年って結構昔じゃないですか。
まさに激動の年w
サルの検疫所で突然発見されちゃったわけで、いつものサル出血熱かと思ったのに、実はエボラでしたジャジャーンなんつってねw
そんなことで、まさかすぎる初のアメリカへのエボラ上陸発覚。
当時はエボラ対策なんて一個もないし、誰もエボラへの訓練してないし、もちろん有効な治療法なんてないんだから、この無防備な状況がとんでもなくサスペンスでした。
人間への感染あるのかどうなのかってことでの人々の不安や恐怖が丁寧に、スリリングに描かれていました。
正体不明のなんだか分からないエボラってゆー目に見えない化け物。
エボラ対応で各機関がモタモタしたり、対立したりで現場の混沌ぶりもリアルで面白かった。
もう少しでパンデミック発生で大パニックになる寸前まで行ったんだけど、なんとか封じ込め成功に貢献した色んな人たちの知られざる活躍。
未知の脅威に体張って挑んだ人たちを讃えるアメリカ的な英雄談とも言えるんだけど、こんな怖い目に遭うなら英雄になんぞなりたくないとも思いましたw
やっぱね、エボラは生物には致命的ウイルス。
最強で最悪のテロリスト。
地獄からの暗殺者。
検閲所にて発症疑いの大量のサルを捕獲する作戦が描かれる後半は死ぬほど怖かった。
病めるサルが真っ暗闇の中で蠢いていて、隙を突いては狂暴に大暴れしてました。
検閲所の雰囲気がもはや異様なジャウマ・パラゲロ並の暗黒世界なので、病気のサルに呪われまくるホラーみたいな表現。
緊張感甚だしい作戦へのストレスも襲い掛かって、実行部隊が次々と危険な目に遭います。
マジで怖かったなこの作品。
『アウトブレイク』なんか後半はほぼ荒唐無稽なアクション映画になってたけど、実話ってこともあり、『ホットゾーン』はエボラについて本気で描いていた。
ちゃんとしたリアル展開で、心からゾッとさせてくれた。
話を綺麗にまとまりすぎの感はあるが、十分見応えある。
全6話。
まだHuluで観れますぜ!