Netflixオリジナル 『ボディガード 守るべきもの』シーズン1


今年観たNetflixオリジナルシリーズでは屈指の作品。たぶん今のところナンバーワン。

間違いなく傑作ですね。傑作ってこの作品のことを言うんだと思います。

冒頭からいきなり心臓わしづかみの緊迫感でした。

リチャード・マッデンさんが子連れ帰宅中の列車で、自爆テロ犯を自爆寸前で必死こいて説得するシーン。

指先1cmが動いただけで地獄に変わる瞬間なので、凄まじく恐ろしいシーンになってます。

この作品は戦慄必至のテロ攻撃が次々とドンドカ発生する前半と政治的な思惑が絡むスパイ戦のような緊迫感で展開する後半という作り。

凄く完成されていますね。隙なく、文句のつけようのない脚本。

一番の傑出ぶりは、やっぱ主人公リチャード・マッデンさん演じる元軍人の要人ボディガードです。

とにかく精神がヤバいw

PTSDがハンパなくて、途中でトラウマ的な大事件起きちゃってからはますます病みまくるキャラクターなので、見ているこちらも心配しっぱなし。

緊張感が異常なのは、主人公があまりにも情緒不安定すぎるのに、同時にテロ事件の犯人も捕まえようとするので、危なっかしすぎて常にハラハラしちゃうからw

演じるマッデンさんはこの役でエミー賞だかゴールデングローブ賞だか知らないけど、なんか受賞したとか。

それも大納得の名演技でした。

超絶傑作。ない時間を作っても見るべき作品。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする